フォーマルとカジュアルの違い

スーツスタイルにもフォーマルとカジュアルがあります。では、フォーマルとカジュアルの違いとはどういった点なのでしょうか?

 

まずは愛用している人も結構多いと思われる「ボタンダウンシャツ」です。これは実はカジュアルで、もともとブルックス・ブラザーズ社が考案したものなのです。日本のビジネスシーンではそんなに気にする必要はないかもしれませんが、海外出張する際などは知っておいてもらいたいところです。日本でも、フォーマルな席でのボタンダウンシャツはNGであり、本来はビジネスシーンでもNGだと覚えておきましょう。

 

そして「胸ポケット付きのシャツ」です。これこそ愛用している人が非常に多いと思いますが、これも実はカジュアルなのです。胸ポケット付きのシャツならペンも挿せるし、カードも入るということで非常に便利であり、むしろ逆にないと不便なくらいです。

 

しかし、「ワイシャツは下着」だというヨーロッパの基本的な考え方からすれば、実は不要だということになるのです。「下着にポケットが必要か?」ということで、海外、特にヨーロッパでの考え方は変わりません。ポケットは上着に付けるもの、そして機能的な仕様は外着のためにある。室内着には装飾はあっても機能なんて付けない、ということです。ビジネス上では気にしなくてもいいのですが、結婚式の服装などでは注意したいところです。

 

次は夏の必需品でもある半袖のシャツです。これを着用している先進国は日本とアメリカぐらいなのだそうです。ヨーロッパで半袖のシャツを着ているとバカにされてしまうそうです。しかし、日本でならそんなに気にしなくてもいいでしょう。

 

つなみに、パンツではトーンの薄いものはカジュアル度が高めになるので、これも覚えておきましょう。